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このパン、おいしそう?マズそう?アーツ前橋の「フードスケープ」に行ってきた

みなさんに質問です。

パンはパンでも、食べられないパンとは?

 

 

この展覧会に行ってみると、そんな問いの答えを真面目に考えてしまいます。

先日、前橋市千代田町にある芸術施設「アーツ前橋」で行なわれている展覧会「フードスケープ」に行ってみました。

 

 

フードスケープとは

解説が長いですが、せっかくなので全て引用してみます。

私たちの身体は日々の食事によってできています。食べることは命をつなぐだけでなく、楽しみや喜びを与え、いつも生きることの中心に位置してきました。また、最もシンプルで重要なコミュニケーションとして、家族や社会、自然や信仰、また文化や記憶といった様々なものと私たちを結びつけています。産業や技術が発達し、季節や時間を問わず何でも食べられるようになり、個人と食の関係は大きな変化を遂げています。だからこそ、私たちの身体や記憶の内側から自然環境や宇宙の拡がりまで、食べることと関係していることについて、見直してみることが必要ではないでしょうか。本展覧会では食べることの未来をアーティストの表現を通じて一緒に考えます。(アーツ前橋WEBサイトより)

 

要するに「食べ物について考えよう!」ということです。

開催期間中は様々なシンポジウムやワークショップが行われていますが、展示は無料で見ることができます。

また、シェアしてたくさんの人に考えて欲しいとのことから撮影も自由

 

 

展示では、上にいろんなものが乗っかったパンがずらり。

それは輪ゴムだったり、駄菓子だったり、ゼラチンの塊だったり、人の髪だったりします。

まあ変なものがドッキングしてあるわけですが、よく見てみると人体に関係があるものばかり。

私たちが食べるもの、私たちの一部、知らずに口にしているもの・・・

 

 

私たちは一体何を食べて、食べたものはどこに行くのか。

今まで意識せずにいたものが抉り出されるような展示です。

僕は理解できないアートに全然興味がないのですが、コレは分かりやすくて楽しいです。

 

複数人で行って、

「うわ〜マズそうなパン・・・」

「これはギリうまそう」

「これは全然イケる」

のように、それぞれのパンについての感想について話し合うと、人によって違う意見が出るので面白いかと思います!

 

 

フードスケープは来年の1月17日まで開催しています。

なんといっても無料!!無料で見られる展示がありますので、お金のない日はここで時間をつぶすのもアリだと思いますよ。

 

 

あ、そういえば分かりやすいメッセージが壁にありました。

親切アート!

 

 


アーツ前橋の情報

開館時間 11時~19時(入場は閉館時間の30分前まで)

休館日 水曜日

所在地 〒371-0022

群馬県前橋市千代田町5-1-16

電話番号 027-230-1144