【コラム】『お前はまだグンマを知らない』が実写化する、でも・・・

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【コラム】『お前はまだグンマを知らない』が実写化する、でも・・・

ついにこの時が来てしまった。

群馬の存在感を世に知らしめたい私どもとしては、こんなチャンスはありません。

ウェブコミックとして連載していた、井田ヒロト先生による「お前はまだグンマを知らない」の実写ドラマ化&映画化が決定したようです!!

こちらでバックナンバーがそこそこ読めます:http://www.kurage-bunch.com/manga/gunma/

あらすじ
チバ県からグンマ県に引っ越すこととなった神月。
引越し先への移動中にネットでグンマを調べてみると、そこに現れたのは恐るべき内容ばかり。「地球上唯一残された秘境」「とりあえず一番いい装備で行け」等々……。
一体グンマとはどんな地なのか? 彼の身に何が降りかかろうとしているのかーー?

引用元:http://www.kurage-bunch.com/manga/gunma/

一言で説明すると、群馬の風習・制度・天候などの小ネタが敷き詰められたギャグ漫画です。

しかし・・・

個人的に、僕はこの漫画あんまり好きじゃないんですよね。

いや、群馬メディアが群馬漫画を批判するなよって言われてしまいそうですが、ここは1人のライターとしての正直な意見です。

好きではないポイントとして、

  1. 群馬の小ネタをはさむのは良いが、小ネタ自体があまり面白くない
  2. 実際の群馬県民は、こんなに群馬のことを愛していない
  3. 実際に基づかないギャグが面白くない

などが挙がります。

1について、群馬ではボタンを押さないと電車のドアが開かないというネタや、夏に雷がすごいというネタがありますが、こういうのに関しては元々が弱い。起立・注目・礼という風習も、まあ特殊っちゃ特殊ですがギャグとして成立するほど変わっているわけではありません。

2について、漫画に登場する多くのキャラクターは群馬県のことを愛しています。そして愛ゆえにトチギ、イバラキ、サイタマのことを敵対視しています。
が、非常に残念な事実があります。ブランド総合研究所が2016年に「郷土に愛着はあるか?」「郷土は自慢できるか?」というアンケートを全国規模で行ったらしいのですが、

群馬の愛着ランキングは35位、自慢ランキングは44位なんですよ。
県民の多くが群馬を愛していない以上、キャラクター達の排他的な行為には全然共感できないんですよね。

3について、これは群馬外の問題です。例えば焼きまんじゅうを群馬県民以外が食べると死ぬみたいなギャグ的解説があるのですが、正直あんまり好きなタイプのギャグではないです。よく分からない。
イラストの雰囲気からも、笑わせたい対象がコロコロコミック読者くらいなことが想定されます。つまり、「なんやかんやで死ぬ」とか「よそ者がー!」などの誇大的な表現でお腹をかかえて笑うような層です。

一時期、群馬県が「秘境」のように扱われた時期がありましたが、それにピュアに笑っていたのも小・中学生だったような気がしますし、たぶんそこがターゲットなのでしょう。

ただし、全体としては「正しい」

ここまで散々に言ってしまったのですが、だからといって、「お前はまだグンマを知らない」よりも効果的に群馬県を内外にアピールするのは中々難しいことです。

コミックも50万部発行されてますし、今回実写化という形で多くの人の目に留まるわけなので、県のアピールとしては強力だと言えます。

そしてこのような現状から言えることは、群馬県はこんなもんだってことなんですよ。

インターネットでの秘境扱いをネタにし、風習を誇大的に表現したギャグでしか、群馬を効果的にアピールする方法がないんです。群馬はその程度なんです。

でも、それが群馬の特徴である「ガチで何もない」「中途半端」をかなり表していると思います。
だから、この漫画は間違ってはいません。

ということで

ドラマ「お前はまだグンマを知らない」は、日本テレビで3月6日から放送されます。
放送時間は毎週月曜日、24:59からです。

主演は勇者ヨシヒコや闇金ウシジマくんにも出演している間宮祥太朗さんだそうです。イケメン!

群馬の中途半端さが日本中に公開されるその日を楽しみに待つことにしましょう!

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