えっ何!?かわいい!
なになに!?!?超めんこいんですけど!!!!
かわいい!!!何持ってるのこれ???しゃもじ!?しゃもじかな!???(体温計です)
ほっぺたが丸くてかわいい!!!!!!
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すみません。赤ちゃんと真逆の存在、市根井です。
赤ちゃんってやっぱり可愛いですね。
僕は今、高崎市「いしもとレディスクリニック」という産婦人科にいます。
別に子供が生まれたわけではございません。
子供が生まれたわけでもない成人男性が、産婦人科にいます。
かなり異様な光景ですが、これには理由があるので落ち着いて聞いてください。
ベビーダンス講師・小林美子さんへの取材のためです!!!!
小林美子さん
群馬県内唯一の1級認定ベビーダンスインストラクター
保育士資格・幼稚園教諭資格保有、さらに2児の母!
小林さんのことはTwitterで知ったのですが、もう「ベビーダンス」っていう単語がまず見慣れないのに「1級のインストラクター」なんですよ。頭が追いつかない。
いったいどんな方なのか確かめるべく、僕は実際にベビーダンスが行われるレディスクリニックへ走ったわけです。
ベビーダンスとは
2007年に日本で初めて考案された赤ちゃんと抱っこで踊るペアダンス。音楽にあわせて、親子が一緒に同時に楽しめるベビーダンスには、大人と赤ちゃんとを同時にハッピーにする秘密や仕掛けがいっぱい!
(日本ベビーダンス協会より)
「赤ちゃんと踊る」という文字列を見てまず浮かぶのは「なんで?」という感情ですが、
ここはとりあえず、どんな感じでダンスするのかを想像してみましょう。
僕の予想だとこんな感じです。
とにかく体験してみよう
まずは赤ちゃんとふれあい、緊張をほぐします。
はぁ、ここは天国か・・・!
続いてストレッチ!
体を動かすので、お母さんたちの準備運動は重要です。
もちろん赤ちゃん達の体もほぐしてあげます。
赤ちゃんisベリーエンジェル・・・
そして抱っこ紐を装備するわけですが、初めて参加するお母さんたちに小林先生から抱っこ紐に関するレクチャーがあります。
「抱っこ紐は正しく装着しないと母体の負担になってしまいますし、赤ちゃんの転落事故につながる恐れがあるので、ママも赤ちゃんも居心地よくお互い寄り添える抱っこを意識しましょう。」
さて、ここからは自分も参加します。
抱っこ紐を渡されたんですがそもそもの装着方法がわからず、小林先生に付けていただくことに・・・
「すみません、全然わかりません」
「知っておくとパパになった時に役に立ちますよ〜!」
ちなみに抱いているのは「さすがご飯」という知らん米です。5kgの。
赤ちゃんの重さが5kg〜10kgということで、ちょうどいいものが米しかなかったので仕方ないことなんです。
「それでは、この子は『お米ちゃん』としましょう」
「お、お米ちゃんですか」
ダンス開始!
さて、いよいよベビーダンス開始です。
「それでは始めていきましょう!ダンスレッスン中は安全の為、赤ちゃんの首を腕でサポートして行います。」
(ここらへんかなぁ・・・)
BGMに乗って、ゆっくりと体を揺らします。
思っていたのと違いましたが、なんだか不思議な幸福感に包まれます。
と、その直後・・・
ベイビーズ、爆睡
なんと開始5分で全員の赤ちゃんが眠ってしまいました。
「なんで!?!?!?」
「ベビーダンスの揺れは、赤ちゃんがお腹の中にいたときの揺れに似ているそうで安心するのか、ほとんどの子が爆睡しちゃいます」
「どうなってやがんだ・・・」
日本ベビーダンス協会の統計によると、なんと赤ちゃんの爆睡率は92%。
これ、全国の育児に悩むお母さんに伝えたい・・・!!!マジで!!!
ダンスは社交ダンスをベースとしており、パートナーは赤ちゃん(素敵じゃない?)。
結構いろいろな動きをするので普通に運動になる。汗かきました。
(ちょっと疲れてきてる)
しっかり動いた後は、クールダウンのストレッチをして終了!
育児と運動が同時にできる
↑赤ちゃんにプレゼントを渡す小林先生
「ふぅ〜〜〜疲れた〜〜〜運動になりますねこれ」
「お疲れ様でした(笑)。ベビーダンスは、赤ちゃんをあやす効果もありながらお母さん方の有酸素運動にもなるんです。」
「実は僕、お米ちゃんと一週間生活を共にしたのですが、普段運動をしないので5kgでさえ持ち歩くのが結構つらかったんです。だから育児にあたって運動を習慣付けておいたほうがいいと思うんですが、赤ちゃんがいてはジムに行く時間も取れなそうだし・・・。
その点、ベビーダンスは育児と運動の両方が同時にできるプログラムになってるんですね。」
生後数ヶ月の赤ちゃんを持つ親の気持ちを理解するために、5kgの米と一週間生活を共にします。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/BB3bQz7MHK
— 市根井 (@1nei) 2017年3月7日
ライブと米 pic.twitter.com/Yp6RliCzse
— 市根井 (@1nei) 2017年3月8日
米とライス#5kgの米と一週間生活する pic.twitter.com/tBWFufdruf
— 市根井 (@1nei) 2017年3月9日
米とコメダ
#5kgの米と一週間生活する pic.twitter.com/Gb37afgOKx— 市根井 (@1nei) 2017年3月9日
「育児の役立つポイントなどもお伝えしています。父の日にパパだけのレッスンも設けているので、ぜひ気軽に参加してほしいです!」
「関連して全国のパパに言いたいのですが、育児について調べるだけでなくて、実際に体験したほうがいいです。男性って頭の中で解決しちゃうことが多い気がするんですよ。それで実際にうまくいかないとまた調べる。そうじゃなくて、1回ベビーダンスのレッスンを受けてみてほしい!!みるみる赤ちゃんが寝るので衝撃を受けると思います。」
「ベビーダンスインストラクター」という職業
「単純に気になったのですが、ベビーダンスインストラクターとはどんな職業なんでしょうか?」
「資格を取得したら、個人事業主として自分で集客をしながら教室やサークル等を運営し活動します。私は短大や産婦人科など教育・福祉機関等合わせて7つの場所で定期教室を開催しております。その他に出張レッスンも行っております!」
「あっ、個人事業主なんですね!てっきり株式会社ベビダンみたいな会社があるのかと思った。そしてインストラクターになるには資格が必要なんですね。」
「はい、3日間の養成カリキュラムを受講して、実技テストや課題に合格するとインストラクターになることができます。ちなみに私は群馬県で唯一、1級認定ベビーダンス講師の資格を持っています!」
「講習だけでなくテストもあるとなると、信頼できそうですね・・・!そういえば、なぜこの働き方を選択したのでしょうか?」
「保育士をしていたのですが、子供が生まれたのがきっかけで退職しました。その後、もともと好きだったダンスと赤ちゃんという組み合わせのベビーダンスに出会い、運命を感じて仕事にしようと思いました。」
「いいですね・・・!好きなものを仕事にするというのは最高ですよね。僕も頑張らないと。本日はありがとうございました!!」
おわりに
いかがでしたでしょうか。
本日は、大半の人が知らないであろうベビーダンスという世界についてご紹介いたしました。
ベビーダンスについて少しでも興味が沸いたら、小林先生のブログにアクセスしてみてください!
ブログ→https://ameblo.jp/yoshiko-bbdance/
お教室は、
●いしもとレディスクリニック
●フクイ産婦人科クリニック
●育英短期大学
●山名八幡宮ミコカフェ
●イオンモール高崎
●新町赤ちゃんサロン
●自宅レッスン
において開催されています。自宅レッスンも出来るってすごい助かるな・・・!
で、個人的にはやっぱり、体験してみてほしいです。ベビーダンスの現場にいると凄さが身にしみて分かります。
子供が生まれたら、また小林先生にお世話になろうと思います。絶対!
※取材にご協力いただいた小林様、いしもとレディスクリニックさま、参加されたお母様方、本当にありがとうございました!
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