【gooma編集長インタビュー】群馬のおもしろメディアを作る編集長って何者?

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【gooma編集長インタビュー】群馬のおもしろメディアを作る編集長って何者?

はじめまして、中村と申します。

伊勢崎生まれ前橋育ち、大学で東京にでて今年から群馬に帰って来ました。

東京に住んでいた4年間で群馬への愛郷心が廃れてしまい、地元に帰ってきてから群馬なんもねー!つまんねー!ともやもやしていました。
でもこれって自分が群馬の良いところを見つけようとしてないからなのでは?と思い、この度goomaでライターをすることにしました。

さて、goomaでライターすることになったのはいいけど、まずはこのgoomaというメディアを作った編集長、市根井さんのこと全然知らない……。

この記事を読んでくださる方はきっとgoomaの他の記事も読んでくださっていると思うので、だいたい市根井さんという人が、ヘビデートを提案したり群馬県の広報に広報下手なの?って聞いたりザリガニ釣ったりしているのを知っているのではないでしょうか?

そんな市根井さんがなぜgoomaを作ったのか、どんな人なのか知るためにインタビューしてきました!

小学5年生で人生のベクトルが決まった

ーー 今日はインタビューよろしくお願いします!最初に自己紹介をお願いします!

市根井さん よろしくお願いします。今はフリーのライターをしていて、1年前にgoomaを立ち上げて編集長という肩書きで記事を書いています。

ーー 市根井さんってどういう人生を歩んできたんですか?

市根井さん まず小学校5年のときにパソコンを買ってもらって、僕の人生のおおまかなベクトルは決まりましたね。パリピの道は途絶えた。
それからオタク寄りの道を進むことになり、中学生のときはオンラインゲームにはまっていてずっと家に居たいって感じでした。当時タイピニストっていうゲームにはまって攻略サイトを個人的に作って、その縁でゲームを開発した人と強豪プレイヤーの人とご飯を食べにいったことがあります。

ーー めっちゃ行動派!中学生で攻略サイト作ったんですか!

市根井さん そうなんですよ。おもしろそうだと思ったから、見よう見まねで作ってました。
それで、中学卒業後は群馬高専の電子情報科に入ったんですけど、2年でやめました。理系の科目が得意じゃなかったんです。電子情報の科目は好きだったけど、その他の国語以外の教科が本当に嫌で、親の反対を押し切ってやめました。
そのあとは大学受験をすることになるんですけど、当時は予備校通っているフリしてずーっと本を読んでました。

ーー アウトローすぎる……。予備校に通ってるフリってどういうことですか?

市根井さん その時は言語学を勉強したいと思ってて、図書館で『新しい国語表記ハンドブック』っていう本を発刊別に比べて読んで、この表記の方法が変わったっていうのをひたすら見つけてました。それでそのまま受験の時期がきてセンター試験を1日目だけ受けて、その点数でなんとか入れる大学に行きました。

ーー センター、1日しか受けなかったんですか?

市根井さん 勉強してないから受けてもしょうがなかったし、1日目に手応えを感じたので2日目は受けませんでした。それで、入った大学では心理学を専攻してましたね。お笑いが好きなので卒論は「笑い」に関する研究をしていて、卒論は「とりあえず笑い」っていう現象について書きました。あとラーメンが好きなので、いっぱい食べてきて、Twitterで群馬のラーメンっていうアカウントを作って食べたラーメンを紹介していたら、大学3年生のときに1ヶ月だけラーメン屋の店長になってました(笑

お店の名前は市根井さんからとって「一寧(かずね)」だそうです。本格的!

市根井さんが考案した「香味ゆず塩ラーメン」。めっちゃおいしそう!

市根井さん そのあとは…就活はせずに大学を卒業しました。

ーー どうして就活しなかったんですか?

市根井さん 大学3年の後期くらいから1ヶ月間のインターンをしたんですけど、途中でもうやってらんねーって腐っちゃったんです。業務日報を書くんですけど、そこでインターンの内容について問題提起したら人事の方に呼び出されて説教くらったこともあります。
で、ちょうどそのインターンをしているときにタイミング悪く朝井リョウさんの『何者』を読んでいたんです。あれでボディーブローを食らって、すごく気持ちが落ち込んでしまって。この気持ちのまま受かる気がしなかったし、続けられる気もしなかったので就活はしませんでした。

自分が喜んで読むものを作りたかった

ーー どうしてgoomaをつくったんですか?

市根井さん goomaを考えたのは大学4年の冬ごろです。就活をしないと決めたので、自分の名前を売ってお金を稼ごうと思って、まずは実績を1つでも作るためにローカルメディアを始めました。最初は友達に協力をしてもらって記事を作って、営業もしていないのでそんなアクセスもない、っていう状態でやっていて。まあこれをやっているし卒業後もこれがいつかお金になるだろうって思っていたので、そのまま卒業しました。

ーー なんで群馬のメディアにしようと思ったんですか?

市根井さん バーグハンバーグバーグという会社が運営してるオモコロってサイトがあるんですが、僕はそのサイトの大ファンなんですよ。そこの会社がある日ジモコロというローカル情報を載せるメディアを始めて、ノリがオモコロなのですっごい面白かったんです。でも群馬のことはあんまり取り上げてもらえてなくて。

そこから各都道府県のローカルメディアを調べたらいっぱい見つかったんです。一応群馬にもいくつかあったんですけど、勝てそう。これならもっと面白いもの作れる。って思ったんです(笑)

ーー 面白い群馬のWEBメディアが無かった、ってことでしょうか?

市根井さん 「群馬 観光」って調べると情報サイトはずらっと出てくるんです。でも読み物として面白くストーリーのあるものが個人ブログ以外であまり見つからなかったので、ジモコロみたいなノリを群馬でやったらいけるんちゃうかと思ったんです。というか、それがあったら俺が喜んで読むなって思ったんです。

実際、群馬って遊ぶところがよくわからないんですよね。結局大学生とかが遊ぶところって、大型ショッピングセンターだけかよみたいな。でも温泉とかクローネンベルクとか、行ったら行ったで面白いところはそこそこあるんで、大学生が昼休みとか授業の合間に読むためのサイトを目指して作りました。美味しいお店の情報も食べログの評価しか参考になるものがないのも嫌だったし…。

ーー goomaはもうすぐ1周年ですよね。続けるの大変じゃないですか?

市根井さん 最近、1年もよくやってるよねって褒めてもらったんですよ…。goomaを始めたときは正直しんどかったです。お金にならないし、PVもTwitterで2、3人にリツイートしてもらって、やっと数十くらい。誰も見ないしお金にもならないのに、俺はなんでこんなことをやってるんだろう、バイトした方がいいなって思ってました。
でもローカルメディアって後から調べたらだいたい企業が運営していて、個人でやってる人ってほとんどいなかったんです。そりゃしんどいよねって思いましたわ(笑)。ブロガーはいるんですけどね。だから更新頻度は少ないのはしょうがないなと。そんな中でなんとか1年続けられてよかったです。

初期のgoomaのロゴ。来年の1月で1周年です!

嘘や矛盾が嫌いだから、本当のことを言う

ーー goomaでライターをしたいと思った時に市根井さんのブログとか見たんですけど、なんで自分のことをこんなに包み隠さず出せるんだろうって不思議に思ったんです。どうしてそんな所まで言えちゃうんですか?

市根井さん あーそうなんですよ。すごい言っちゃうんだよね(笑)矛盾が嫌で。ミッキーマウスとかラーメンズでコントしていた頃の小林賢太郎みたいに裏を見せない方がかっこいいっていうのはやっぱりあるけど、隠しておけないし、本当のことだからしょうがないんですよね。自分は100しかないのに120に見せようとすると辛くなってきちゃって、俺は本当は100しかないのに……って落ち込んじゃうんです。

ーー それは朝井リョウさんの『何者』を読んでから変わったことですか?

市根井さん そうですね。『何者』を読んでからじわじわと効いてきたものかな。大学1、2年のときは超尖ってて周りの人間みんなバカに見えてたんです。そういう時期って誰にでもあると思ってるんですけど…。自分の場合はその反動がデカかった。実際俺の方が何にもできないなって。見事に『何者』のメッセージを食らっちゃって……。

でも、『何者』を読んで気持ちが落ち込んでいたときに、ブログで意識高い系について書いたんですよ。そしたら、NHKから取材がきたんです。「意識高い系をテーマにラジオの番組を作るためにリサーチしていたら、君のブログにたどりついた。声だけ出演してくれ」って言われて電話取材をされたんです。その番組内で朝井リョウさんも出演してました。

ーー すごい!共演したんですね。

市根井さん そう!声だけ朝井リョウさんと共演しました(笑)

 

質にこだわって記事を増やしていきたい

ーー 市根井さんはこれからどうしていこうと考えているんですか?

市根井さん 最近仕事で写真を撮ることが多いので、もっと良い写真を撮りたいなーとか、Webデザイン勉強したいなーとか思っています。せっかく高専でプログラミングやってたのも、どこかで活かしていきたいなと。
まあ、ひとまずはライターとして半人前なので、群馬で一番有名なライターになることが今の目標ですかね。群馬のことを知りたいって思って調べて一番上にでてくるのが僕であれば仕事ももらえるだろうし、今目指すところはそこですね。とにかく頑張って名前を売っているところです。

ーー goomaはこれからどうなっていく予定ですか?

市根井さん このメディアが書くことはちゃんとおもしろいっていうブランディングをしていきたいです。頻繁に記事を更新できなくてもちゃんと面白い記事を書こうと思ってます。前まではとにかく量を増やさないとって焦っていたんですけど、今は長い目で見てgoomaが信用のあるメディアになるように、質にこだわって記事を増やしていきます。

ーー おもしろい記事が増やせるよう、私も協力していきます! 今日はありがとうございました。

市根井さん ありがとうございました。

 

まとめ

市根井さんは、小学生のときからおもしろいと思ったことにはすぐに挑戦していたそうです。
インタビューを通じて、落ち込んでもおもしろいと思ったことにはまっすぐ突き進む情熱と純粋さを感じました。

私が市根井さんと会うのはこの日で4回目でした。

goomaのライターになりたいです!って言って初めて会った日から、1週間後には群馬県の広報の人のインタビューに同行させてもらったり、その3日後には富岡市の観光スポットの取材に朝5時集合で同行させてもらったり、びっくりするほどすぐにいろんなことをさせてもらいました。

群馬ってやっぱり目立つものはなんにもないなという印象は変わりません。でも、同行させてもらった取材を通して何気ないこと、当たり前のことがすごくおもしろいことに気づきました。

市根井さんのようなおもしろいことに情熱を向けていける人が、群馬をおもしろくしているのだと思います。
今後goomaを通じていろんな出会いがあると思うとわくわくします!

それではまた。

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