「グローカル人材」を求めている大人は一回『東海オンエア』を見たほうがいい

やあどうもgoomaの、市根井だ。

世は少子化、未曾有の人材不足……のはずなのに企業が求める人材のハードルは高く、いまだかつて就職したことのない僕みたいな人間は出勤3日目で寝坊してクビになってしまうことだろう。

 

まあそんなことはどうでも良くて、大人が求める人材像として「グローカル人材」が挙げられることがある。今日はこの言葉についての話。

グローカル人材の定義はいろいろあるんだけど、グローカル人材開発センターというNPO法人によれば「確かな公共マインドと冷静なビジネスマインドを備えた、地域経済・地域社会を支える」人だとされており、簡単に言えばグローバルな視点を持ってローカルの活性化に貢献する人という意味なのである。

公共マインド…?地域経済を支える…?そんなヤツ1人もいねぇよ!というのが正直なところだが、これは日本語の問題。地方に根を張りながら地方以外でも活躍している人は、たぶんグローカル人材なんだと思う。そういう人ならたくさんいる。

なんでも昨今「インフルエンサー」という言葉が一般化したからか、こういう人が欲しいと嘆いている人が多いんだな。

そこで今回は、「うちにもグローカル人材が欲しい!インフルエンサー欲しい!」という大人たちに向け、日本を代表するグローカル人材を紹介したいと思う。

「東海オンエア」って言うんですけど…

東海オンエアは6人組のYouTuber(動画配信で生計を立てている人たち)。ほぼ毎日YouTubeに動画をアップしていて、チャンネル登録者数は386万人。群馬県の2倍の人口が、この6人のファンなのだ。

動画の内容は基本的に企画モノで、『想像だけでコーラを作る』とか『手作りろ過装置で泥水を飲む』とか『リレー形式で料理をする』とか。どれも小中学生みたいな発想だけど、小中学生には不可能なものばかりだ(お母さんに怒られちゃうからね)。

ちなみに僕が一番好きなのはこれ。

こんな感じで、ちょっと他のYouTuberとは異なり後に響くような体の張り方をするのが特徴。

凄腕クリエイター集団、かつ最強のグローカル人材

彼らはUUUMという事務所に所属している。しかし芸能人とはまた違って彼らは自社開発クリエイターみたいなものなので、基本的には自分たちで企画した動画を自分たちのペースでアップしている。事務所は必要に応じて動画制作のサポートやイベントの手配などをしているだけなのだ。

ちなみに東海オンエアに限らず、YouTuberってめちゃくちゃ働いてる。動画メディア「タイムライン」が行なったメンバーへのインタビュー動画を見ると、企画会議や編集をわりと真面目にやっていることが分かる。

そして、メンバー6人のうち5人が愛知県の岡崎市出身で、現在も岡崎を拠点に活動している。

普段は撮影部屋の中で企画を行なう動画が多いんだけど、たまに岡崎色の強いものがあって、それもまた面白い。

そんなことをしているうち、彼らは岡崎観光殿堂大使に選ばれ、市内の公共施設に等身大パネルが設置され、市政だよりに載り、政府広報からの依頼で動画を作ることになる。

(政府の協賛なだけあり、比較的おとなしめの内容になっている)

実際に彼らによる観光効果は大きく、岡崎市内の商店街が中心となったコラボグッズの販売は大成功。「動画を見て岡崎に来た」という中高生の多いこと多いこと!

もちろんここまで有名になっていれば稼ぐ額もすごいことになるわけで、ショボい企業なんかデコピンで吹き飛ばせるくらいだと思う(そんなことしないだろうけど)。いろんな意味で経済回しまくりの6人組なのだ。スゲー納税してるだろうし…

このように、「全国的に有名になってからローカルに貢献する」という「外→内」の流れで活躍している彼らは地方の希望であり、紛れもなくグローカル人材と言ってよいだろう。

くだらないと思うかもしれないけど

というわけで、今回は完全に僕の好みで東海オンエアを紹介しました。

この記事で東海オンエアを、なんならYouTuberの動画を初めて見たという大人の方もいると思うんですが、どうですかね。くだらないでしょうか。

でもね、今の若者が求めているものってコレなんだな。定期投稿することで生活のルーティンに入り込み、ファン同士のコミュニティも活発。なにより、くだらない。

僕の周りにも、こういうくだらない頭を持っていて、「あとはやるだけ」みたいな若者はたくさんいますよ。教えないけどね。それをフックアップするのはお金を持っている大人の役割だし、腐らせるのも大人。

どうかみなさん、周囲の若者の才能を有効活用しようという脳みそで接してみてください。そこらじゅうに宝が眠ってますよ。

あと東海オンエア面白いので人気の動画だけでもご覧になってみてください。それでは。