こんにちは、市根井です。
突然ですが、みなさんは「焼きまんじゅう」好きですか?
群馬の観光地には必ずと言っていいほど焼きまんじゅうのお店があり、香ばしい味噌ダレに誘われて一人、また一人と買っていく。よく見る光景です。
僕はどちらかといえばアンチ・焼きまんじゅうの派閥にいたのですが、それが実家で冷え切ったものばかり食わされていたからと気づいたのは去年の夏。
みなかみで初めて焼きたての焼きまんじゅうを食べた時、「あれ、意外とウマいじゃん」と見直しました。
しかし焼きまんじゅう、ちょっと味のレパートリーが少なすぎる気がします。
「あの味噌ダレがいいんだよ」という意見も分かるっちゃ分かるのですが、goomaが再三叫んでいるように、伝統的なものが次世代に受け入れられるにはアップデートが必要なんです。
というわけで、今回はこの焼きまんじゅうの”素”を使って創作焼きまんじゅうを作ってみました。
それがこちら
おや………?
あまりに画面の”インスタグラム感”が強すぎて、「これ何の記事だっけ?」となってしまいました。
気を取り直して、それぞれの料理を紹介していきます。
No.1 ピザ風焼きまんじゅう
まずはこちら。ピザ風焼きまんじゅうです。
加熱前の焼きまんじゅうにピザソースを塗り、ミックスチーズとトマトを乗せてオーブンで焼き上げます。
ブラックペッパーやルッコラを使えば、見た目はもうイタリアン。
焼いてるときにオーブンから完全なるピザの香りがして笑いました。
食感は想像以上にモチモチで、もしかしたらピザ生地より旨いかもしれない。
ちょっと面倒だけど、かなりおすすめの食べ方です。
見た目 ★★★★☆
味 ★★★★★
No.2 ナン風焼きまんじゅう
イタリアの次はインド。ナン風焼きまんじゅうです。
何もつけず乗せず、ただただオーブンで焼いただけで完成。レトルトのカリーをディップして食べます。
さきほどのピザでまんじゅう生地の質が高いことが分かったので、単純に焼いてみたらどうなるだろうと思って作ってみました。
結果、ほぼナンになりました。外はサクサク、中ふんわり。
新しいカリーの食べ方として普及したほうがいいレベルでナンです。簡単なので是非お試しください。
見た目 ★★★☆☆
味 ★★★★☆
No.3 カプレーゼ風焼きまんじゅう
最後はこちら、カプレーゼ風。おしゃれすぎんか…?
焼きまんじゅうの白さがモッツァレラチーズに酷似しているという理由だけで作ってみました。
焼きまんじゅうを焼かずに切り(もはや焼きまんじゅうではない)、トマトとルッコラとともに盛り付け、オリーブオイルとブラックペッパーをかけるだけ。
食べれば分かります。悪ふざけでした。
焼まんじゅうは生のままだと不思議な酸味が残り、食感もモチャモチャで意味がわかりません。
完全に後悔しました。でもトマトはおいしかったです。
見た目 ★★★★★
味 ★☆☆☆☆☆
生地が旨いので色々使えそう
というわけで、ひとまず今回は3種類の創作焼きまんじゅうを作ってみました。
このあと「マーガリンを塗って焼き、はちみつをかけて食べる」という食べ方をしてみたところ最強にうまかったので、スイーツとして使うこともできそうです。
焼きまんじゅうは生地自体のクオリティが高く、パンにもピザにもナンにもなるようです。
いつもの味噌ダレの味も良いですが、たまには新しい食べ方にチャレンジしてみても面白いですよ。
それでは!