1994年生まれのカウンターパンチ、カルチャー発信基地「ジュマンジ」は群馬をどうにかすると思う

田舎には何もない、都市には全てがある、群馬はつまらない、東京はおもしろい。

そういう価値観が未だに根付いているのは仕方ない。だけど、本当にそうだろうか?

 

本当なら、生まれ育った地元で、気を許す友と過ごし、酒が飲みたい。そんなふうに感じている人は少なくないんじゃないかと思っています。

そこで今回僕からオススメしたいのは、現在クラウドファンディングを行なっている以下のプロジェクト。

~退屈に負けない群馬暮らしの発信基地を~ 旧しめじ栽培所をリノベーションします!
https://camp-fire.jp/projects/view/144199

詳細はリンク先で本人たちが全て語っているのですが、一応ここでも概要だけ引用しておきます。

24歳の4人で始めるサードプレイスづくり。2017年末、群馬県・渋川市の廃工場の一室を買い取り活動開始。散らかりまくっていた部屋を1年かけてキレイにしながら4人で話し合いました。「ここ、Jumanjiを居心地のいい空間に作り上げ、退屈に負けない群馬暮らしのカルチャー発信の場にしていきたい」

ようするに、「俺らが遊べる場所を作りたい!」っていうプロジェクトなんですよね。

僕は彼らと同じ1994年生まれなのでポジショントークみたいになってしまうんですけど、こうやって若者から「これやりたい!」が表出するのって貴重だと思いませんか?

すでに自分たちで身銭を切って廃墟の一部屋を買い取り(結構たいへんな金額)、リノベーションにもお金と時間をかけているわけですから、彼らが本気で楽しんでいることが分かりますよね。

 

こんなもん支援しない理由はないな、と思って、僕もさっそく10094円でパトロンになりました。同じ94年生まれというしゃらくせえ理由で94円おまけして。

どんなところ?

ジュマンジの場所は、渋川の山・伊香保の手前にある廃しめじ栽培所です(ゾンビしめじを栽培してる場所という意味じゃないよ)。

まあまあな山にあるので虫がすごいし、道中は街灯が少なくて怖ぇし、カエルの歌声が心地良いしで最高です。

 

ジュマンジは工場のひと部屋であり、他の部屋は別の方が飲食店をやっていたり、共有スペースになっていたりします。

全部合計したら何坪あるんだろう?マジでデカいです。

 

そして、彼らがコアメンバーの兄ちゃんたち。プロジェクトオーナーになっているのは、群馬の某企業で働いているイッセイくん(写真右)です。

なぜ彼らがしめじ栽培所のリノベーションを決意したのか、どんなことをやりたいか等についてはリンク先で。今回の記事はとにかくこのリンクを踏ませたい一心で書いております。お金もらってるわけじゃないですよ!

~退屈に負けない群馬暮らしの発信基地を~ 旧しめじ栽培所をリノベーションします!
https://camp-fire.jp/projects/view/144199

 

こちらがメインの空間。Beforeの写真は完全なる廃墟ですが、手を加えるとここまでチルい空間にできるんですね。

ひとまずカウンターっぽいテーブルと椅子、そして冷蔵庫がありますが、クラウドファンディングの結果によって一層素晴らしい空間になっていきます。楽しみすぎる…

 

別の方向から。単純にポートレートのスタジオとしても使えそうな箱感。

ここから更に、彼らの「好き」で埋め尽くされる場所になっていくんです。

 

蚊取り線香ってのがいいですよね。実家を思い出す…。

「去年と比べて虫がたくさん入ってくるようになっちゃった」と言っていたけど、リノベーションが進んで明るくなった証拠ですね!

共有エリアの使い方を考える、という余白

そして6月22日にはダンスイベントが企画されていて、ジュマンジの隣の共有スペース↑がメインフロアになります。

 

もちろん元々この場所で踊っていたのはシメジだったわけで、人間が踊りやすくなる環境とは異なりますよね。

というわけで、僕が撮影しに行った日は、イベント企画集団Sugar richのお2人と打ち合わせして、空間の使い方やちょうどいい照明を模索していました。

 

簡単にできないことが多いから、越えたいハードルがあるからコミットできる。これかなり大事なことです。

僕たち世代って基本的になんでも与えられるし、わりと不満なく生活を送れてしまうんですけど、そうすると今度は退屈がやってくるんですよね。

渇望、フラストレーションがないと、人生は多分つまらない。

「どうなるかわからないもの」への投資

クラウドファンディングのオーナーになっているイッセイくんが「こんなよく分からないプロジェクトなのに協力者がたくさん集まって嬉しい」と言っていたけど、これってとても良い流れだと思います。

高度経済成長時代の延長として進んできた社会では、「ハッキリとした成果が出ると確信できるもの」のもとにばかりお金が集まりがちでした。

この事業に投資したら何が出来上がるのか?いくら儲かるのか?そんな物差しで良し悪しが測られていた。

 

しかし、このクラウドファンディングの進捗を見て「社会が変わってきてるな」と感じました。

イッセイくんの言うとおりジュマンジのコンセプトは「退屈に負けない群馬暮らしの発信基地」と、かなり抽象的です。イベントをやるとか、メンバーの好きなものを置くとかのアクションプランはあるものの、必ずしも成果が目に見えるものではないですよね。

 

でもこのプロジェクトから感じられる一番大きなものは、若者の愛です。なんかよくわかんねぇけど、20代の兄ちゃんたちが楽しそうにやってる。面白がりたいと思ってる。それが、多くの人にとってジュマンジを支援する理由なのではないでしょうか?

僕はそう信じてます。

 

若い人が元気で楽しそうにしてなければ、地方は死ぬ。それを感じ取った大人たちがプロジェクトを支援しているように思えて、僕はかなり嬉しくなりました。

「世代の違いは国籍の違い」なんて言葉を聞くことがあるけれど、僕は本当にそんな感じだと思っていて、20代の想像していることは40代には分からないと思うんですよね。もちろん僕たち20代も、10代の考えていることがほとんど分からない。

だからこそ下の世代を信じて、俺らには理解できないけど受け入れるしサポートするから頑張れよ!みたいな姿勢を持ち続けたい。

 

「ジュマンジがロールモデルになったら、次に生まれてくるプロジェクトをサポートしたい」と同じようなことをイッセイくんも言っていて、ようするにジュマンジという場所のリノベーションは、みんなが楽しめる社会を作るための手段なんですよね。

 

僕からすれば、そんな若者を応援しなくてどうするんですか!?という感じです。安定しないキャッシュフローでヨボヨボになりながら生きてる僕も気づいたら「パトロンになる」ボタンを押していたので、まあ愛です。

人類、群馬、ローカル、カルチャー、社会に対して愛があれば、軽はずみに応援するべきだと思いますよ。こういうのは!

 

僕からは以上!あとは本人たちから聞いてください!

~退屈に負けない群馬暮らしの発信基地を~ 旧しめじ栽培所をリノベーションします!
https://camp-fire.jp/projects/view/144199

6月22日に開催されるダンスイベントはこちら