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いまローカルに必要なのは「意味ある仕事」。3年越しに復活する、ガチで未来を語り合う場

この仕事、なんの意味があるんだろう

社会人として働いている、ほとんどの人の脳内に一度は浮かぶフレーズ。ふだん群馬で編集とライティングをしている僕も、こんなことを考えてしまうタイミングは少なくありません。

目の前の仕事をこなす理由、それは人によって様々です。余暇を楽しむ、家族を養うお金を稼ぐため。上司に怒られるのがイヤだから。キャリアアップのため。

でもそれ以前に、仕事そのものに感じる意味について考える必要があるとは思いませんか。

たとえば、オレオレ詐欺を想像してみてください。詐欺師たちは対象者の親族を騙り、「事故っちゃったYO」とか「妊娠させちゃったYO」とか言ってお金をふんだくるわけですが、彼らはきちんとお金を稼いでいます。自立しています。でもそれでいいのか?彼らは実家ぐらしのフリーターより偉いのか?そんなことないですよね。

なぜか。それはオレオレ詐欺という”仕事”が、社会にとってマイナスの価値を生み出してしまっているからです。孫を想う高齢者の大事なお金を奪い、不幸にさせる。この”仕事”を通して、お金以外に発生しているものが、たったそれだけだからです。

 

これは極端な例でしたが、みなさんも考えてみてください。あなたは、自分の仕事にどれくらいの価値を感じていますか。ここでいう価値は、どんなものでも良いんです。社会にとってプラスだと思えているかどうか。または、自分の尊厳が守られている実感があるかどうか。自分がそれをやっていて本当に幸せになれているのか。

なぜ「仕事」なのか:高崎シビックビジョンランの芽吹き

いまから6年前。高崎市に暮らす有志たちにより、「高崎シビックビジョンラン」という仕組みが走り始めました。

Facebookページ→https://www.facebook.com/takasaki.cvr/

多様な人々が出会い、つながり、「ありたい未来(シビックビジョン)」を描く。所属や世代などの枠組みを超えて、アイデアと本音を共有する。そして「今、こんなものがあったらいいなあ」を実現するためのアクションを、互いの知恵やスキルを貸し合いながら実現していくためのプラットフォームです。

これまで400名以上の方が参加し、80名以上が実行犯となってプロジェクトを実現してきましたが、3年ほど前に一旦ストップしました。

いま、これを再走させるため、すでに何人もの人間が動き始めています。しかも今回は、「プロジェクト」よりも「仕事」という切り口で。

いつも、仕事を作ることから始まる。群馬交響楽団のストーリー

ご存知、高崎市にある群馬音楽センター。ここを本拠地に活動する群馬交響楽団の物語は、なぜ「仕事」をつくるのか?のヒントになります。

たかさき100年第61回写真

http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2013120901124/

戦後、何もかもを失った市民たちの心が荒みきっていたころ、ただひとりトランペットを吹いて回る青年がいました。人々は「こんな時期に音楽なんかやってる場合じゃない!」と石を投げましたが、それでも彼は「これこそが復興なのだ」と演奏をやめませんでした。すると次第に共感する者が増え、高崎市民オーケストラというチームが創設されました。

定期演奏会を続けるうち、青年たちはプロへの転向を目指します。これは趣味ではなく仕事なのだと、収入を得るために移動音楽教室を開講。すると今度は映画プロデューサーが彼らのオーケストラをモデルにした映画を企画、これが全国300万人ヒット。仕事と仕事がぶつかり、すさまじい相乗効果が生み出されました。

・・・

彼らがここまでやり切れたのは、それが市民プロジェクトではなく仕事だったからマジでやっていたから。僕はそう思っています。「まちの復興」という大きな課題に立ち向かうには本気で取り組まなければならないし、1人で解決できる話ではないですよね。だから彼はプロとして本気で動き、高い熱量で力を貸し合えるチームを作りました

このストーリーは、「信じ抜くこと」「今、マジで動くこと」「チームを作ること」の重要性を語っているように見えます。そして今まさに、この知恵をもとに私たちが幸せになるための仕事を作るべきなんじゃないかと、僕は思っています。

私(たち)は何がほしいのか?対話から見えてくるもの

高崎シビックビジョンランの再走は、すでに始まっています。2019年9月26日、さまざまな職業・年齢の有志があつまり、高崎市でワークショップが行われました。

仕組みづくりを進めるうえで、まずは「私(たち)は一体何がほしいのか?」をはっきりさせる必要が出てきます。そこに貢献するのが、「対話」というスキル。

まずは、意図を持って話すこと。これは、場の目的に役立つよう、自分の個人的な経験から喋るということです。「誰かがこう言っていた」「あの本にこう書いてあった」ではなく、自分の内側にあるものを使って話す。

そして、学ぶために聴くこと。これは「意図を持って聴く」と言い換えることもできます。誰かの話に好奇心をもち、「それはこういうことだよね」といった判断は保留しておく。

このようにして、対話の質に責任を持つこと……それが対話の原理です。

対話のプロセスを経ると、私(たち)が大切にしたいもの、実現したい世界、欲しいものが見えてくる。これに沿って、「なにを作っていきたいのか」の輪郭をはっきりさせます。それは触れない物かもしれないし、個人では作れないものかもしれない。

そして、その「作りたいもの」を本当に作るために必要なリソースを考えます。今までに存在していない新しいものを作ろうとするとき、そのカオスを支えるのは「頑丈なうつわ」。まずは何がほしいのかをはっきりさせる→ではそれを実現するには何が必要か?という順番で考えるわけですね。

ということで:「福業サミット」に参加しませんか

再走した高崎シビックビジョンランの立ち上げミーティングを通して(というかその後の飲み会の中で)、すでに、ひとつのプロジェクトが生まれました。それは「福業サミット」。

福業とは、「しあわせになる仕事」のことです。社会的に必要で、組織の利益にもなり、個人のやりがいもある仕事。メイン・サブは関係なく、一つではないかもしれません。

gooma編集長・市根井もコアメンバーのひとりになり、このサミットのアーカイブや広報面にコストをかけまくるつもりでいます(だって自分自身に直接的に関係することだから…)。

ちなみに福業サミットは、こんな人におすすめです。

  • ローカルで、社会起業をしたい
  • ソーシャルな副業、プロボノ、バイトをしたい
  • 今の社会に怒り・悲しみがあってなんとかしたい
  • 命、持続可能性、SDGsに興味がある
  • よくわからないけど、なんかピンときた

日本の少子高齢化は止まることなく進行していて、若者は東京に働きに出て帰ってこない。このダブルパンチにより地方からどんどん人が減っています。まちづくりやイケてそうなチームづくりは行われていても、そもそもローカルに仕事がない。さらには増税も行われ、京アニは火を付けられ。地球規模でみれば温暖化もバチバチに進行している。

大きいことから小さいことまで、問題が山積み。僕たちはそんな世界に生きています。だからこそ今すぐに始めなければならないのは、意味ある仕事を作ること。それによって、まずは自分たちが幸せになること。そうは思いませんか?僕はめっちゃ思います!!!!

熱くなっちゃった方の参加を心から待っています。一緒に仕事をつくりませんか。

■概要
・参加費用 2,000円〜10,000円〜1億円(1ドリンク付き)
※スライディングスケールという方式を採用します。上記金額の中でご自身の状況、この取組に対して感じた価値、気持ちに合わせて金額を決めていただけたらと思います。このプロジェクトをみなさまと共に創っていく実践・実験として、またお金によってチャンスが制限されることを取り払う目的があります。

・定員   50名程度
・所要時間 3時間ほど
・申込方法 Facebookで参加表明

参加表明はこちら→https://www.facebook.com/events/733246680472363/

■ストーリー
今、私たちは、どんな時代に生きていますか。
気候変動、貧富差、空き家、インフラと地域コミュニティの弱体化。低い投票率。ダイバーシティ不寛容、虐待と自殺・・。そこに、押し寄せるAI・IoTの波。

もしかしたら、感度が高かったり、やさしい人、よわい立場の人だったりするほど、幸せになりづらい時代なのかもしれません。

何かこの社会は変わっていかなくてはならないのではないか。何か今、なすべきことがあるのではないか。そんなことを思っている人が、少なからずいることに、私たちは気づいています。

その想いをつなぎあわせる場が欲しいと思いました。

今こそ、本気で、話してみたいのです。社会、組織、個人のしあわせを実現するような【しごと】あるいは【しごとのしかた】とはどのようなものか。

減少レースを首位独走する日本のローカルは、まさしく世界の最先端です。ここで何が起こるならば、それは次に世界が見つめる先になるはずです。

一過性のイベントではなく、ワクワク・ドキドキするよう新しいしごとが飛び出してくるような「共に動ける、本気のつながり」つくりたいと考えています。

ぜひご参加をお待ちしています。